● 取鍋煉瓦
 取鍋煉瓦は溶けたメタルに直接に触れるため、使用されるメタルの品質に影響を及ぼします。
 当社は三石蝋石の中核メーカーとしての多年の経験を元に、新時代の要求に応える新しい耐火物の
 研究開発を行い、ご提案しています。


         
          取鍋操業                   耐火煉瓦(写真は半片煉瓦)



● 定盤煉瓦、スリーブ煉瓦、ノズル煉瓦
 メタルの造塊工程に使用される定盤煉瓦、スリーブ煉瓦、ノズル煉瓦は、ヒートショックに強く、十分な耐食性を有し、造塊される製品へ影響を及ぼさない材質を選択する必要があります 。
 当社では蝋石の優れた特長を生かした製品はもとより、炭化珪素質、ジルコン質、シャモット質、アルミナ質、マグネシア質、アルミナ・カーボン質等の製品をご用意し、御用途に応じたご案内をしています。
 

        
              ノズル煉瓦




● キュポラ用煉瓦
 キュポラ操業においては、操業時間の違いから日吹き方式と連続操業方式に大別されます。
 日吹き方式のキュポラでは蝋石などの材料を使用し、1クールごとに炉修を行いながら操業が行われています。 これに対して長期間、炉修を行わず操業する連続操業型のキュポラ等があります。
 当社では連続操業型キュポラ用煉瓦を開発し、お客様の操業条件に合った製品供給を行っています。


    
         煉瓦を築炉した後の状態                    キュポラ操業後の炉内  

● 各種加熱炉用煉瓦
  焼却炉はもとより、均熱炉や乾燥炉、ボイラー等の各種加熱炉で耐火物が使用されています。
  当社では高温焼成したカオリナイト質原料と粘土を混合し焼成したシャモット質煉瓦(SK30〜SK35)をはじめ、高温度域まで使用 できる煉瓦を製造しています。
 不純物の少ない原料を使用し高温度で焼成しているため、熱間強度と耐スポーリング特性に優れています。
  炭化珪素質では長年にわたり培った技術を元に開発されたHSCシリーズ(SiC含有量=40%〜90%)をご用意しています。




 加熱炉用煉瓦(写真:HSC煉瓦)