製品評価
蛍光X線分析装置
設置機器関係
評価試験機
◆万能試験機(圧縮強さJIS R2206 曲げ強度JIS R2656)
煉瓦の強度測定に用いられます。
◆熱間曲げ試験炉 JIS R2656
煉瓦の高温での曲げ強度を測定します。
◆熱間膨張試験機 JIS R2207
加熱しながら、熱に対する煉瓦の膨張・収縮を測定します。
◆スポーリング試験用加熱炉 JIS R2657
急加熱・急冷といった急激な熱変化に対する煉瓦の耐用性を確認します。
高温に保たれた電気炉内に測定試料を出し入れすることで亀裂の発生具合を見ます。
◆耐火度測定機 JIS R2204
耐火度とは、煉瓦が加熱により軟化変形を起こす温度であり、普通ゼーゲルコーンの番号(SK)で表されます。耐火度は溶融温度ではなく、使用場所の雰囲気使用条件によって煉瓦を選ぶ時の判断基準の一つとされています。一般的にSK26以上が使用されています。
◆回転侵食試験用設備
回転侵食試験とは円筒状に煉瓦を敷きつめ、煉瓦の内側に鉄、スラグ等を入れてバーナーで加熱させながら回転し、煉瓦と鉄・スラグとの反応を確認します。主に定形耐火物の耐用性の評価に用いられます。
◆高周波誘導炉
誘導加熱により鉄を溶かし、耐火物が使用されている電気炉に近い状況での耐食性評価が行えます。
乾式ラミングタイプの耐火物の評価も可能です。
分析機器
◆X線回折装置
耐火物や原料を構成している鉱物の調査に使用されます。
◆蛍光X線分析装置
耐火物や原料の無機材質の化学成分の定性、定量分析を行います。
◆物理試験装置
耐火物の見掛気孔率、嵩比重といった物理性状値を測定します。
◆デジタルマイクロスコープ
低倍率での耐火物の組織観察を行う場合に使用されます。
◆粒度分布測定装置
耐火物の粒度毎の比率を求めます。
粉砕・切断設備
◆フレットミル
生原料の粉砕に使われます。
◆スタンプミル
粒度を細かくするのに使われます。
◆湿式切断機,乾式切断機
煉瓦及びキャスタブルの切断等に用いられます。加水により崩壊する耐火物には、乾式の切断機を使います。
混練設備
◆万能混合撹拌機
回転数を調整しながら、原材料を混合、撹拌します。
◆オムニミキサー
高粘性試料の混練、或いは粉末原料の混合に用いられます。
加熱装置
◆電気恒温機
主として耐火物の乾燥に用いられます。
◆恒温恒湿機
夏季や雨季といった高湿下を想定し、再現するのに用いられます。
◆各種電気炉
耐火物の熱処理に用いられます。1000℃〜1500℃で使われます。
高周波誘導炉